時間に融通が利くメリット
通信制大学で学ぶメリットはいろいろありますが、社会人や子育て中などの人にとっての大きな利点の一つは時間の自由が利くことです。通信制大学では、固定された授業はほとんどなく、テキストや映像が提供される形で学ぶことになります。社会人は、出勤前の時間や通勤時間、仕事から帰ってからの時間や休日などを利用して学ぶケースが多いと思われますし、家事の合間や子育て中の方は子供を寝かしつけてからといった細切れの時間に勉強するかもしれません。通学のために時間を取り分ける必要がない通信制大学のシステムは、時間の制約がある方にとって有利に働きます。
それでも、映像を使った授業では、リアルタイムに視聴することを求められる場合があるため、自分の学習スタイルに合うかどうか、事前に調査しておくようおすすめします。
社会人や育児を行う人が多いことが他のメリットにつながる
通信制大学は、単に仕事や育児の隙間時間に学べる良さがあるだけでなく、他のメリットにもつながります。例えば、通信制大学には通学が難しい社会人や育児中の方が多く在籍しているので、同じような境遇にある方と学友になり、モチベーションを維持しやすいのも利点といえます。社会人になり、子供を育てるようになったからこそ見えてくる風景があり、そのことが大学で学びたいという強い意志に結び付いているケースが多い点も、互いに引き寄せられる要因となります。いったん社会に出た人が多数いることで、さまざまな年代・職業・背景の方とスクーリングの機会などで触れ合い、学びの相乗効果が生まれやすいのが通信制大学の醍醐味といえるでしょう。
国語の教員免許を通信制大学を利用して、取得することが出来ます。通常で取得するより比較的安く、働きながら免許取得を目指せるところがメリットです。